サッカーをやっていて学んでいること

 

 

 

 

    自分はサッカーをやり始めてから9年たち今年で10年目になる。

サッカーはただのスポーツ、ボールを相手のゴールに入れれば得点になりそれが多かったチームの勝ち。すごく単純なスポーツ。ただこのスポーツをやっているとやってるとき以外の時間もすごく変わってくる。

 

 特に自分はプロを目指しサッカーを

しているが、サッカーをやっている時よりやっていないときに法がサッカーについて、サッカーに関わっていることを常に考えている。別に考えようとしているのではなく自分はついついずっと考えてします。

 

 それは、なぜか。まず一つはプロを目指しているからであるのは間違いない。ただ自分の中で一番思うのは、サッカーは八割九割自分が思っている通りにならないからだと思う。つまり上手くいかないことのほうが多いということ。

 自分は上手いプレイヤーではないからプレイが上手くいか

ないということもあるが、その他にもチームが負けた、仲間との関係が上手くいかない。思っているパスが来ない。怪我をする。試合に出れなくなる。などなど、数えきれないほどあると思う。常にこういうことが頭にある。じゃあそれらを解決しようとすると、解決するための行動をする。例えば、どうすれば怪我が早く治るか、何を食べればパフォーマンスは上がるのか、どうすればもっとうまくプレイできるか、ひたすら情報を集めだす。そしてこれがすごく大変であり、楽しさでもある。

 自分が高校の二年生の時、約一年間サッカーができなかったとき心の中で、絶対復帰して活躍してやるとか、進化して復帰するなど向上心があった。もちろん考えることが嫌になって、無気力になることもたくさんあったが、復帰することを第一に考えていた。具体的に何をしていたかというと、筋トレをして当たり負けない体を作る。プロなどの試合を見て試合のイメージや、参考にしている選手を見てプレイを勉強したり、本を読んでメンタル、マインドなどに関する本を読んだりしていた。

 

 これらをしてすべて正解だったかはわからない。でもやってよかったとは思っている。なぜなら、サッカーをやっていないからこその視点を手に入れることができた。簡単に言えば、視野が広がり心に余裕が生まれた。とくにこれらは高校サッカーが終わった後に思えた。二、三年生のときは本当に苦しかったし辛かった。サッカーをやれない辛さもあるが、一番は自分が必要とされていないときが本当に辛かった。全国大会に俺が連れてくと活きこんで入ったけど、自分が出てない試合で優勝したり、劇的勝利などしていて必要とされていないのが目の前に突き付けられた感じ。今はそういう経験があったからこそ色々なことを学び、得られたのでよかったなと思っている。

 サッカーをやっていれば、常に新しいことを学んでいる。サッカーに関する知識はもちろんのこと、人間性、社会性など人としてすごく成長できる。自分もまだまだ未熟だし、これからもっと上手くいかないことが必ずあるだろうし、辛いこともあるはず。ただ、今までの経験や辛い時こそ学べることがあると確信しているし自分が身を持って体験した。サッカーをやる=人生を考える。ことだと思う。もっともっと色々なことを学んで、でかい人間になりたい。

 

おまけ

高校二年生の時に読んでいた本

1.嫌われる勇気

2.幸せになる勇気

3.FCバルセロナ常勝の組織学

4.心を整える(長谷場 誠)

5.後悔しない生き方

6.人は話し方が9割

 

ぐらいだった気がする。