人はそれぞれ毎日何かしらのタスクをこなしている。大人だったら仕事。学生だったら勉強、部活。アスリートだったらパフォーマンスを上げるために常日頃トレーニングしている。その中で、何かを目指して新しいことを始めたときや、モチベーションが続かなかったり、上手くいかないことがあったり、周りと比べて能力が劣っていたりすると頭の中でもう辞めようかな、諦めようかな、違うこと始めようかななどを考えてしまう時があると思う。もし、自分にそもそも合っていなかったり、そもそも嫌いだったものをやらせていたりしてる場合はやめていいと思う。でもそれ以外は簡単にやめてはいけないと思う。
そもそも何かを辞める、諦めるということを考えていても、すぐに辞める決断ができない時点で本心では辞めたいとは思っていない。何かしら目標があったり、その目標を達成した時の喜びを考えたらわくわくしたりとポジティブな要素があるから辞める、諦めるという決断をくだせないんだと思う。
ただ、仕事やスポーツチームなどで自分がその環境に合ってなかったり、自分が望んでいる環境じゃないと思っているならそれはすぐに環境を変えるべきだと思う。矛盾っぽく聞こえるかもしれないが、日本では忍耐強く我慢してやり続けたほうが良いという、我慢して耐えるということが”美”となっている。自分もそう思ってしまう時もある。けど、その目標を達成するのに諦めるのは良くないけど、手段を変えるのは物凄く有りだと思う。
上手くいかない時にやり続けるというのは、確かにすごく難しいし強い心が必要。でも、上手くいかないのはなぜか、どうすれば上手くいくのか、これらのことをやり続けないとその先はないと思う。ただ耐えるんじゃなくて、どうすればより上手くいくのかを上手くいってる時もそうじゃない時もやり続ければ、何かしら得られるし目標達成に近づくことができると思う。特に勉強に関してはやり続ければ必ずできるようになる。上手くいっていないなら、手段を変える。模索しながらやる。それが、やり続けることの大切さだと思う。
今、何かしら目標を立てて頑張っているものが上手くいっていない人は多いと思う。辞められるタイミングはたくさんあったと思う。でも、まだやり続けている。その時点で心はすごく強い証拠だと思う。上手くいかないなら、手段を変える。模索する。これに尽きる。
